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ベトナム人の米消費量は世界第4位 1人1日おにぎり 4個分

観光ウェブサイト「トリップアドバイザー」が発表した統計「世界で一番お米を食べている国はどこの国?」によるとベトナム人の1人あたりの1日の米消費量は398gで、世界第4位となっている。日本のコンビニのおにぎりに換算すると。おにぎり1個に使われる米の量はを約45gとして。8~9個分に相当する。

GDP成長率予測値を4.7%に上方修正

アジア開発銀行(ADB)はこのほど、「2009年アジア開発展望(ADO)改訂版」を発表し、ベトナムの今年の国内総生産(GDP)成長率予測値を4.5%から4.7%に上方修正した。政府の景気刺激策とベトナム国家銀行(中央銀行)の金融緩和策により景気は回復しており、今年下半期のGDP成長率は5.4%に達するとしている。

ADBベトナム事務所の小西歩所長は「インフレ再燃の懸念が高まっている。世界の景気が回復し商品価格が上昇し始めていることと、金融緩和策でマネーサプライが急増していることが原因」と述べ、中央銀行は今後年末に向けて金融引き締めに転ずる必要があると指摘した。ADBは今年通年のインフレ率予測を4%から6.8%に引き上げた。

2010年の経済見通しについては、ベトナム政府が今後追加の景気刺激策を取らず、中央銀行が適度な金融引き締めを行うとの前提で、GDP成長率を6.5%、インフレ率を8.5%と予測している。

人口8579万人弱 2009年国勢調査速報値

国勢調査指導委員会が発表した速報値によると、今年4月1日午前0時時点のベトナムの人口は8578万9573人で、このうち男性は4248万2549人(49.52%)、女性は4330万7024人(50.48%)だった。

1999~2009年期の全国の人口増加率は1.2%だったが、地方によってかなり差がみられる。人口増加率が最も高いのは東南部で年3.2%、次いで中部高原地方の2.3%、北部山岳地方の1%、ホン川(紅河)デルタ地方の0.9%、メコンデルタ地方の年0.6%と続き、最も低いのは北中部と中部沿海地方の0.4%だった。

人口増加率を省・中央直轄市別でみると、高い順に▽ビンズオン省7.3%▽ホーチミン市3.5%▽ビンフオック省2.9%▽ダナン市2.6%▽ハノイ市2%。一方、人口が減少しているのは▽ハナム省-0.1%▽ナムディン省・ハティン省・ベンチェー省-0.3%▽タインホア省-0.2%。

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